シンガポールで出産する場合、
日系クリニックに通院していても
出産自体はローカルの病院で行います。
グレンイーグルス病院(Nippon Medical Care)では、
出産~1ヵ月検診までを
ローカルの新生児科の先生が診てくれるので
英語でのやり取りが
なかなか大変でした・・・
日常会話はなんとかこなしているricosumiですが、
医療用語はちんぷんかんぷん・・・
「そんなん聞いたことないわ~」という
英単語のオンパレードでした。
ということで今回は、
これだけは知っておいたら何とかなる!
と私が思う英単語をご紹介したいなと
思います。
まず最初に。過度に心配しなくても大丈夫!
海外出産で不安に思うことと言えば、
やはり「言葉の壁」ですよね。
英語力に自信がない人の場合、
日本語が通じない環境というのは結構なストレスです。
ricosumiも
平日の通院の時は
旦那さんが着いてきてくれないので
最初は不安だったのですが、
案外、大丈夫でした!!
私が思うに、
日系クリニックと連携しているローカル病院の
産婦人科の先生は
日本人妊婦さん慣れしています。
英語が達者ではない日本人向けに
ゆっくり丁寧に分かりやすい英語で
説明してくれます。
(少なくともグレンイーグルス病院はそうでした。)
とはいえ、
どんなに簡単な英語で話してもらっても、
英単語の意味が分かっていなければ
永遠に何を言っているか分からない状態です。
検診中に使いそうな英単語は
事前に頭に入れておくのがいいでしょう。
母子手帳の後ろのページも使える!
シンガポールでは、
日本語・英語の2か国語に対応した
母子手帳を(有料で)もらえます。
この母子手帳の後ろのページが
指差し英会話ができるようになっていて、
「あれ、これって英語でなんて言うんだろう?」
となったときは
ここを見て確認するのもアリです。
【妊娠中】よく使った・耳にした英単語9選
まずは【妊娠中】編です。
- Urine(尿)
- Due date(分娩予定日)
- Morning sickness(つわり)
- Throw up/Vomiting(吐く)
- Swelling(むくみ)
- Anemia(貧血)
- Folic acid(葉酸)
- Iron(鉄)
- Natural Birth(自然分娩)⇔Epidual Anesthesia(無痛分娩)
Urine(尿)
検診に行くとまず尿検査がありますよね。
受付に行くと「Urine check(尿検査)してきて。」と言われます。
Urineは尿のことです。
日本だと
紙コップとセットで渡されますが、
シンガポールは
↓これだけ。
(先端に尿をかけます。)
大きなお腹でやるのはなかなか大変でした~
Due date(分娩予定日)
分娩予定日はDue dateと言います。
Estimated Due Dateの頭文字を取って、
EDDという言い方(書き方)をすることが一般的です。
”When is your EDD?”
という風に聞かれたら、
分娩予定日を答えましょう。
Morning sickness(つわり)
つわりはMorning sicknessと言います。
なんでMorningなんでしょうね??
つわりに朝も夜もないのに・・・
つわりが酷いということを
先生に訴えたい場合は、
”I have a terrible morning sickness.”
と言うと伝わりますよ。
Throw up/Vomiting(吐く)
つわりの話になると、
どういう症状があるかと聞かれると思います。
この時に使える単語が”Throw up/Vomiting”です。
どちらでもOkですが、
“throw up”の方が日常的に使うかなと思います。
ちなみに
「吐き気がする」は”nouseous”です。
” I feel nauseous.”と言うと通じますよ。
Swelling(むくみ)
妊娠後期になってくると、
足が浮腫んできます。
実際、
ricosumiもローカルの先生に
“Do you have any swelling?(浮腫みはある?)”
と聞かれました。
自分から言いたいときは、
”My foot are swollen.(足が浮腫んでいます。)”
と言いましょう。
Anemia(貧血)
妊娠中は貧血に悩まされる方も多いでしょう。
血液検査の結果などを診て
先生が何か言った時に
”Anemia”という単語が聞こえてきたら
貧血を指摘されています。
Folic acid(葉酸)
葉酸は
妊娠前から接種している人も多いですよね。
“Do you take any supplement?(何かサプリを摂取していますか?)”
と聞かれた時に使えます。
(ricosumiは実際に聞かれました。)
Iron(鉄)
妊娠中は鉄分が不足しがちです。
”You are lack of Iron,
so please take Iron as well.”
(鉄分が不足してるから、鉄分のサプリも摂ってね。)
と言われました。
”Iron”という単語が聞こえてきたら、
おそらく「鉄分が足りてないよ~」ということで、
サプリメントが処方されます。
Natural Birth(自然分娩)⇔Epidual Anesthesia(無痛分娩)
34週頃、
ローカルの先生が入院指示書というものを
書いてくれる時に
出産方法を聞かれました。
これらの単語を頭に入れておくと、
「えーと、えーと」
という感じで慌てずにすみます。
【産後】よく使った・耳にした英単語6選
続いては【産後】編です。
- Breast-feeding(授乳)
- Formula(粉ミルク)
- Pee&Poo(おしっこ&うんち)
- Diaperser(おむつ)
- Jaundice(黄疸)
- Umbilical cord(へその緒)/Umbilical cord blood(臍帯血)/Placenta(胎盤)
Breast-feeding(授乳)
入院中・産後の検診で聞かれるのが
ミルクをどうやってあげるか。
母乳育児をしている場合は
”I’m breastfeeding.”
と言いましょう。
Formula(粉ミルク)
混合あるいは完全ミルクで
育てていらっしゃる方もいるでしょう。
粉ミルクは”milk powder”という言い方もしますが、
シンガポーリアンは”Formula”と言う方が多いです。
余談ですが、
シンガポールは粉ミルクが結構高い!!
経済的な面だけでいうと、
完ミはなかなか大変かも。
Pee&Poo(おしっこ&うんち)
検診に行くと
「おしっことうんちはどれくらいしてる?」
ということを聞かれます。
その時に使われるのが
”Pee&Poo”です。
ただし、これは子どもに対して使う英単語です。
なので、
例えばご自身が便秘に悩まされて病院に行った際に、
「ここ1週間、Pooが出ないんです。」
みたいな感じで使うのはやめてくださいね(笑)
ものすごく幼稚な英語に聞こえます。
Diapers(おむつ)
おむつは“Diapers”です。
人によっては
“Pampers”という言い方をする人もいます。
メーカー名がそのまま英単語にもなっているんです。
日本人にとっては、
こちらの方がピンときますね。
Jaundice(黄疸)
シンガポールで出産するなら、
マストで知っておかなければならない英単語。
それがこの”jaundice”です。
なぜなら、
シンガポールは黄疸の基準が
日本より厳しいからです。
退院後も何回も病院に行って
検査しなければならない赤ちゃんが
わりとたくさんいます。
ricosumiも息子を連れて
3回ぐらい病院に行きました。
Umbilical cord(へその緒)/Umbilical cord blood(臍帯血)/Placenta(胎盤)
出産で入院した時に
バースプランの確認を
看護師さんがしてくれます。
そのときに
「へその緒は旦那さんがカットするか」
「臍帯血は保存するか」
「胎盤は持って帰るか」
といった確認項目がありますので、
これらの単語も覚えておきましょう。
関連記事:【海外出産】シンガポールでの出産レポ。入院から退院までをまとめました。 – SINGAPURA MEDIA (leotoasawa.com)
必要な英単語を覚えておけば、病院もこわくない!
病院で使う英語は
普段は使わないものも多いので
「あれ、これって何て言えばいいんだっけ?」
という場面が何度かありました。
「検診の前に
使いそうor先生が言いそうな単語は
予め調べといた方が良かったな~」
という反省がありましたので、
誰かのお役に立てればと思って、
今回ご紹介しました。
その他にも、
日常で使う医療用語についてまとめた記事は、
ぜひコチラをご覧ください。
関連記事:医療用語を英語で。日常で使える英単語を一覧にしてみました! – ネイティブキャンプ英会話ブログ (nativecamp.net)
別記事にて、
私が実生活でよく使っている英会話表現を
いくつかピックアップして
ご紹介したいと思います。
そちらもお楽しみに!