【シンガポール観光】アジア文明博物館ってどんな博物館?見どころを徹底解説!【ラッフルズプレイス】

asia civilization museum

シンガポールでおすすめの博物館の1つに
アジア文明博物館」があります。

シンガポール国立博物館は
シンガポールに特化した展示がメインですが、
こちらの博物館は
シンガポールだけではなく、
周辺のアジア地域の国々の文化を
紹介してくれる博物館です。

今回は、
アジア文明博物館について
ご紹介していきます!

アジア文明博物館とは?

  • 住所:1 Empress Place
  • TEL:6332 7798
  • 開館時間:10:00~19:00(金曜のみ~21:00)
  • 定休日:無し
  • 料金:大人$15、子ども・学生・シニア(60歳以上)$10、幼児(6歳以下)無料
  • アクセス:MRT Raffles Place駅から徒歩約5分

アジア文明博物館は2003年にオープンした
比較的新しい博物館で、
cross culture”をコンセプトに、
交易などを通じてお互いに影響を与え、発展してきた
アジア諸国の文化を紹介しています。

アジア文明博物館は
かつてのシンガポール川河口付近にあり、
まさにシンガポールと世界を繋ぐ玄関口
といえる場所に位置しているんですよ。

チケット料金に気をつけて!

アジア文明博物館の入館料は
上記で記した通り(23年10月現在)なのですが、
特別展開催期間中は注意が必要です。

特別展の開催期間中は
上記の料金に特別展の入場料が上乗せされます。

必見!7つのギャラリーに分かれた膨大な展示品


アジア文明博物館は膨大な収蔵品数を誇る博物館です。
展示エリアは1階~3階までで7つのギャラリーに分かれています。

ざっくり言うと、
1階は交易に関するギャラリー、
2階は古代信仰・先住民族・宗教に関するギャラリー、
3階はファッション&テキスタイルとジュエリーに関するギャラリー
となっています。

じっくり見て回りたいという方は、
それなりに見学時間を見ておいた方が良いでしょう。

アジア文明博物館見どころその① 1階『唐の沈没船ギャラリー』

 

この投稿をInstagramで見る

 

Asian Civilisations Museum(@acm_sg)がシェアした投稿


『唐の沈没船ギャラリー』は
博物館の順路でも一番最初に通るギャラリーですので、
博物館側としても最も推している展示と推測できますね。
陶磁器がメインの展示となっています。

では、
このギャラリーで展示されているコレクションは
どのようなものなのでしょうか?

今から約25年前、
1998年にインドネシアのブリトゥン島沖で
1隻の沈没船が発見されました。
その船を引き揚げてみると、
船内には6万点にも及ぶ中国・唐王朝時代の積み荷が
ほとんど無傷で出て来たそうです。
この船をシンガポール政府が買い取って、
修復・調査し、
2015年に一般公開しました。

ギャラリー入り口に展示されている
船の模型と、波を表現した陶器の展示が
とても印象的です。

続く海上交易ギャラリーでは、
世界的に大人気となった中国の陶磁器が
どのように発展していったかを
知ることができます。
日本の有田焼も展示されていますよ。

アジア文明博物館見どころその② 2階『古代信仰ギャラリー』

 

この投稿をInstagramで見る

 

Asian Civilisations Museum(@acm_sg)がシェアした投稿


こちらのギャラリーでは
古代インドを起源とする宗教について、
宗教美術を通して学ぶことができます。

宗教って、
悩める人たちの心の拠り所となったり、
時には戦争の引き金になったり、
一言では言い表せない複雑なものです。
よく知らないままだと何だか怖い宗教も、
その成り立ちや歴史を知れば
親近感が湧いてきます。

仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教。
この3つの宗教はインドで生まれ、
アニミズムや輪廻転生の概念を土台にして
お互いに影響を与え合いながら
発展してきた宗教なんです。
古代信仰ギャラリーでは
これらの宗教が辿った歴史を知ることができます。

日本語ガイドツアーに参加しよう!!


シンガポール国立博物館と同様、
やはりおすすめしたいのが
日本語ガイドツアーです!

月曜~金曜の10:30~
第2土曜日の13:30~
所要時間は約1時間で
ボランティアの在星日本人がガイドを行っています。

受付でチケットを購入した際に、
ツアーに参加したい旨をスタッフに伝えれば
案内してくれますよ。

陶器から見る交易の歴史や、
古代インドに起源をもつ宗教の歴史など、
分かりやすく解説してくれるので
とても聞きごたえがあります。

時間の都合上、
すべてのギャラリーを案内してくれるわけではないので、
もし気になるギャラリーがあれば
ツアー開始前にガイドさんにリクエストしてみましょう。
参加者の状況にもよりますが、
あなたの興味にあわせたガイドを
アレンジしてくれるかもしれません。

アジア文明博物館で、アジアの歴史に思いを馳せる


シンガポールに初めて来た方には
まずはシンガポール国立博物館が
おススメです。
関連記事:シンガポール国立博物館でシンガポールの歴史を学ぼう! – SINGAPURA MEDIA (leotoasawa.com)

歴史が好きな方、
シンガポールには何回か来たことがあるという方は
ぜひアジア文明博物館に足を運んでみてください。

歩いて行ける距離に
ナショナルミュージアムがありますので、
セットで訪問するのもおススメです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です