【海外出産】産後のマイナートラブル体験談inシンガポール【病院受診の注意点】

今日は
産後数か月経った頃の
過去の自分についてお話してみようと思います。

里帰り出産のはずが
いろいろ事情が重なって
シンガポールで出産することになったricosumi。
産褥ナニーやベビーシッターを雇うことなく、
自分たちの手で赤ちゃんのお世話を頑張っていました。

新生児期も無事に過ぎ、
赤ちゃんのお世話もなんなくこなせるようになってきた
ある日のことでした。

ある日突然、謎の不整脈に襲われる


生活感溢れる話になるのですが(ゴメンナサイ)、
トイレに行きたくなって
トイレに行ったんですよね。

それで便器から立ち上がろうとしたら、
立ち上がった瞬間にフラっとなったんです。
「あれ。立ちくらみ??」
と思っていたら、
そこから急激に心臓がドドドっと
ものすごい動悸が激しくなったんです。

直感で「これヤバいやつや・・・」となり、
とりあえずソファで横になりました。
5分ぐらいすれば落ち着いて、
そのあとは何事もなかったようにスッキリ。

「あれは何だったんだろう?」
と思いながら過ごしていたら、
今度は熱いシャワーを浴びた時に
再度激しい動悸に見舞われました。

これは何かおかしいぞと思いつつ、
しばし様子見することに。
すると翌日、
無印良品で買い物していたら
また動悸がしたんですね。
どうにも立っていられなくなって、
無印良品のダイニングチェアに座り込んでしまいました。

こんな感じで
買い物どころではなくなり、
急いでタクシーに乗って病院へ。

ラッフルズ・ジャパニーズ・クリニックの内科を受診


ラッフルズ・ジャパニーズ・クリニックは基本予約制ですが、
総合内科に関しては予約なしでOKです。

平日の昼間だったので、
待ち時間もそこそこに先生に診てもらえました。

総合内科の先生は専門がバラバラ・・・


一口に内科と言っても
実際は専門分野がいろいろありますよね。
循環器、呼吸器、消化器、などなど…

ラッフルズ・ジャパニーズ・クリニックでは、
専門分野の異なる内科医の先生が
シフト制?で内科診療にあたっているようで
私を診てくださった先生が循環器専門ではなかったのです。

もちろん、
先生は私の話を一生懸命聞いてくださったのですが、
「不整脈かな??」という
パッとしない見解で診察終了してしまいました。
(※先生は脈を測ったり、
できる限りのことをしてくださったことは
ここに書き添えておきます。)

後日再受診:「迷走神経反射」と判明


先生がおっしゃった通りに
なるべく安静に過ごしていたのですが
またまた動悸が激しくなったので、
病院を再受診しました。

このときに
「育児の疲れやストレスで
迷走神経反射が起こっていると思います。」
との診断が下りました。

迷走神経反射とは、
以下のような症状です。

迷走神経反射とは、長時間の立位や座位、強い痛み、疲れ、ストレスなどをきっかけに心拍数の減少や血圧の低下が生じることです。場合によっては失神に至るケースもあり、神経調整性失神の1つに含まれます。

ヒトの体は交感神経と副交感神経からなる自律神経によって支配され、活動しているときには交感神経がはたらき、心身がリラックスしているときには副交感神経がはたらきます。この2つの神経が状況に応じて切り替わることで体の状態を調整しています。

迷走神経は副交感神経の1つで、迷走神経が刺激されるとリラックス状態に切り替わり、心拍数が減少し血圧も下がります。そのためさまざまな原因によって反射的に迷走神経がはたらくことで、急激に心拍数が減少したり血圧が低下したりして脳が貧血状態となります。これによって血の気が引く、気分が悪い、冷や汗、めまいなどの症状が数分間続き、失神に至ることもあります。

(引用:迷走神経反射について | メディカルノート

前回と同じで、
「できるだけ安静に過ごしてください。」と言われましたが、
自分の身体の不調の原因がはっきりしたことで
どう対処すれば良いかが分かり、
この日以降は全く症状が出なくなりました。

個人的には育児ストレスはないと思っていたのですが、
身体の方はちょっと無理をしていたのかもしれません。

ラッフルズ・ジャパニーズ・クリニックは先生の専門が分かる!


緊急事態の時は仕方ないですが、
少し余裕がある場合は
今日の診療を担当している先生の専門を調べてみると
良いかもしれません。
医師の紹介 – ラッフルズジャーパニーズクリニック

おそらく指名はできないと思いますが、
自分の症状に当てはまる専門分野の先生に診てもらえれば
バチっと診断してくださるでしょう。

日本人医師が常駐しているシンガポールは素晴らしい


駐在するうえで
シンガポールの素晴らしいところは
日系クリニックが完備されているところだと思います。
これはとてもありがたい!!!

出産後にローカル新生児科の先生のもとに
何度か通いましたが
(黄疸検査に引っかかったため)
やはり英語でのやり取りは疲れました。

日本の友達に
「シンガポールでの育児大変そう~」
と言われますが、
シンガポールほど子育てしやすい外国はないのでは、
と逆に私は思います。
ベビーフレンドリーなシンガポーリアンに
今日も助けられて
私は生きています(笑)

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