移民が多く、
あらゆる文化が混在する国、
それがシンガポール。
シンガポールに来た当初から
特に何不自由なく暮らせているのですが、
先日、
「お、私、ちょっとシンガポールに馴染んだぞ。」
と個人的に思えた出来事がありました。
「can」を多用するシンガポーリアン
シンガポールで話される英語は
俗に”シングリッシュ”と呼ばれます。
コテコテのシングリッシュを話される方と喋っていると、
中国語で話されている感じがして、
途中から「何のこっちゃ分からん」状態に。。。
昨日ご紹介したキャット・ソクラテスさんに
↓のような本が売られていたので、
これで勉強してみると面白いかも。
*【シンガポール観光】可愛いお土産選びにぴったりの雑貨屋キャットソクラテス【チョンバル・カトン】 – SINGAPURA MEDIA
そんなシングリッシュ初心者にも
手軽に使える表現が”Can/Can’t”です。
シンガポーリアンはめちゃめちゃ多用します!
基本的な意味から、
そこから派生した意味まで
用途は様々です。
- ~できる(教科書通りの使い方)
- いいよ・OK・了解など
- (疑問形で)大丈夫?問題ない?
1.~できる(教科書通りの使い方)
まずは教科書通りの使い方。
別に詳しく解説する必要もないでしょう(笑)
シングリッシュの特徴で、
状況に応じて文脈を省くというのがあります。
日本語と同じですね。
「〇〇していいですか?」と聞きたいときに、
〇〇が状況的に特に言わなくても分かる場合は
そこをすっ飛ばして「Can?」でOKです。
返答もまた然り。
「can can!」と返事が返ってくることもあるので、
ちょっと猫っぽいですよね。
2.いいよ・OK・了解など
↑でも少し触れましたが、
何か質問されたときの返事も
can/can’tで対応可能。
いつもOKばかりじゃ芸がないな
と思っていたそこのあなた、
ぜひ使ってみてはどうでしょう。
3.(疑問形で)大丈夫?問題ない?
相手に体調や状態を確認したいときにも
canが使えます。
お友達や子供が病気になったり、
怪我をしたりしたときに
「大丈夫だよ」という励ましの意味でも
使用可能です。
すごくナチュラルに「can」を使えて嬉しかった
先日、
プラスチックのゴミを捨てようと思って、
コンドミニアムの駐車場にあるゴミ捨て場に行きました。
そうしたらちょうど
コンドの管理スタッフの方が
ゴミをまとめていたのです。
「コンテナに入れてもいいのかな?
それともおじさんに直接渡した方が良い?」
どうしようと悩んだ私は
ゴミ袋をちょっと高く掲げて、
「Can?(意訳:このゴミ袋、コンテナに入れてもいい?)」
と聞きました。
すると管理スタッフのおじさん、
「Can,can!(意訳:そこに入れておいて!)」
と返事してくれました。
なんとcanだけで会話が成立してしまいました(笑)
そして、
ちょっと地元の人っぽくコミュニケーションできたことに
地味に感動してしまう私。
部屋に戻るなり、
思わず夫に自慢してしまいました。
(実際は何の自慢にもなっていない。)
(おまけ)canを使って逆切れしたことも
これは出産直後のお話ですが、
出産の際に会陰切開をしたため、
産後の処置として縫合してもらっていました。
施術当初は麻酔も効いていたので
痛みも全くなかったのですが
明け方になると麻酔がきれて
猛烈な痛みがお尻に・・・
ナースコールで看護師さんを呼んだのですが
医者の指示がないと
薬を処方できないらしい。
看護師さん(ちなみにインド系の方でした)も
私の背中をさすりながら
「Can?Can?(意訳:大丈夫?大丈夫?)」
と慰めることしかできず。
看護師さんは何も悪くないと分かっているものの、
あまりの痛みにricosumiは逆切れ(笑)
看護師さんに「No can!(意訳:大丈夫なわけないでしょ!!)」
と叫んでしまいました。
ま、
これは正当な使い方ではないと思いますが
こんな使い方もできます(知らんけど)
もっと英語でコミュニケーションを取りたい
海外に住んでいるだけでは
爆発的に英語力は伸びないですが、
確実に進歩はしているなと感じる今日この頃。
来年こそはTOEICのテストに
チャレンジ出来たらな~と思います。