【海外出産】シンガポールでの出産レポ。入院から退院までをまとめました。

皆さま、お久しぶりです。
ricosumiです。

前回の記事からだいぶ日が経ってしまいました。。。
あれから怒涛の日々を過ごして、
年末に無事に元気な男の子を出産し、
現在は育児に奮闘しています^_^

だいぶ日常の生活を取り戻してきたので、
ここいらでブログの更新を再開することにしました。

まずはシンガポールでの出産について、
レポしていきたいと思います!
これからシンガポールでの出産を考えている方に
少しでもお役に立てれば幸いです。

入院前にやっておくこと


入院の際に必要な書類の1つに
婚姻証明書(Marriage certificate)があります。
これは大使館で申し込むと英語Ver.を発行してくれますので
持っていない場合は事前に入手が必要です。

大使館に申請する際には
戸籍謄本が必要になります。
臨月になって来ると動くのも大変になってきますので、
余裕を持って準備しておきましょう。

出産前日~入院まで

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こちらの記事「【シンガポール生活お役立ち】シンガポールで妊娠したら?シンガポールの日系産婦人科クリニックをご紹介!
でも述べましたが、
私はNippon Medical Careにて出産しました。
他院の場合は事情が異なるかもしれませんので、
予めご了承ください。

経腟分娩の場合は2泊3日が基本


シンガポールで出産する場合、
入院は2泊3日が基本です。
※帝王切開の場合は3泊4日となります。

日本と比べるとずいぶん短いですよね。
出産日の2日後の午前中には家に帰ってるなんて、
日本人の感覚からすると「え、大丈夫なの??」
というスピーディーさです。
あくまで私の考えですが、
これを可能にしているのが

  • 無痛分娩が基本であること
  • 「産褥ナニーさん」「産褥マッサージ」などの産後ケアが充実していること

ではないかと思います。

入院は出産当日の深夜0時!?


予め出産日を決めてしまう計画分娩の場合、
病院に行くのは予定日の0時となります。

ローカル病院の先生からは
「前日の21時頃に病院に来てね」という風に言われるのですが、
21時に来てしまうとたった3時間だけなのに
2泊3日の貴重な入院日数の1日を消費してしまいます。
つまり、出産した次の日に退院しなければなりません。
というわけで、
日系クリニックの先生からは
「0時を少し過ぎてから来てくださいね。」
と何度も念押しされました(笑)
延泊を希望する場合、
1日で大体8万円プラスになるそう・・・
これはもったいなさすぎる。

ということで
晩御飯を楽しんで
熱いシャワーを存分に浴びた後、
タクシーで23時50分ごろに病院に到着し、
24時5分ぐらいに産科病棟へと向かいました。

必要書類を忘れずに!

自分や赤ちゃんの入院グッズは
インスタグラムの投稿などを参考に
各自で準備されているかと思います。

その他にも必要になって来る書類があるので、
忘れずにバックの中に入れておきましょう。

  • 身分証明書(パスポート・DPなど)※旦那さんも必要です!
  • 婚姻証明書
  • 保険証や支払い保証書(Letter of Guarantee)

分娩室に移動するまで


受付で名前を言ってバースプランを提出したら、
入院する部屋に通されます。
グレンイーグルス病院の場合、
病室は1人1部屋です。
2名1室タイプもあったそうなのですが、
コロナ禍以降は1人1部屋タイプのみとなったそう。

しばらくすると看護師さんがやって来て、
出産の際の確認事項について聞かれました。

  • 臍帯血を保存するか
  • 胎盤をどうするか
  • 赤ちゃんのスクリーニング検査について

「胎盤を持って帰る?」
と聞かれたときはギョッとしましたが、
こちらでは胎盤を食べたり、
加工してサプリにしたりする人もいるのだとか。
確かに栄養満点な気もしますが
ちょっと私には未知の領域すぎる。。。
ということでパスしましたが、
チャレンジ精神あふれる方は是非トライしてみてください。

私がベットに横になっている間に
付き添いで来てくれた夫は
入院手続きに行ってくれました。
その後はベットに横になって就寝。
翌朝6時くらいに看護師さんが起こしに来てくれて、
分娩室へと移動となりました。
いよいよ出産です!

分娩室でいざ出産!


朝8時頃に先生がやって来てくれて、
その後は子宮口の開き具合をチェックするために
診察の合間を縫って内診をしてくれます。
麻酔が効き出してからは内診も全く痛くなくて、
夫と談笑したり、お昼寝したり、
のんびりゆったりその時が来るのを待っていました。

母が安産かつ超スピード出産の人だったので、
「きっと大丈夫!」
とめちゃくちゃ余裕ぶっていた私。
しかし待てど暮らせど進まぬお産。
気がつけばもうすっかり夕方でした。

すでに破水させてしまっているため、
お腹の赤ちゃんの体力が落ちると危険に・・・
「赤ちゃんが元気なうちに帝王切開で取り上げた方が良いかもしれない。」
と先生から言われて、
突然のことでパニック状態。
困惑する私の顔を見て、
「ローカルの先生にも内診してもらって、そこで最終ジャッジしましょう。」
ということに。

麻酔科医やオペの承諾書?的なものを持った看護師さんやらで
慌ただしくなる分娩室に
満を持して(?)やって来たローカルの先生。
ボーダーのポロシャツにハーフパンツという
なんとも素敵なカジュアルファッションでご登場でした。
さっと手袋をつけて内診すると、
一切の迷いのない目で
「子宮口7㎝まで開いてる。大丈夫、このまま行こう!」
と力強く宣言。
私は思わず先生の腕を掴んで
「Really? Really?」
と連呼してしまいました。

それからしばらくして・・・

「あ、もう全開になってるね。」
という先生の言葉で、
慌ただしく出産スタートとなりました。
クライマックスは本当に一気に進んで、
30分ぐらいで無事、赤ちゃん誕生!
3400gの元気な男の子でした。

夫がへその緒を切ってくれて、
その後はたっぷりとカンガルーケア。
陣痛の痛みをうまく利用しましょうということで
麻酔を追加せずに出産したので、
全くの無痛というわけではなかったのですが、
赤ちゃんが産道を通るのを感じ取れるぐらいの余裕はあって
なんとも神秘的な体験でした。

とは言っても夜までかかったので
赤ちゃんを助産師さんに託した後は、
泥のように眠りにつきました。

出産後~退院まで


出産が終われば病室に移動します。
赤ちゃんと同室ではないので、
ミルクの時間になったら看護師さんが連れて来てくれます。

シンガポールは国際色豊かなので、
看護師さんは中華系の方もいれば、インド系やマレー系の方も。
皆さんとても親切で、母乳の飲ませ方やおむつの替え方を教えてくれます。
↑こちらが何もアクションしなければ教えてくれないので、
「迷惑かな?」とか考えずに素直に教えてもらいましょう。

入院食は1日5食あって、
朝昼晩の他に2回の軽食がありました。

残念ながら和食はないですが、
タブレットから自分の食べたいものをセレクトします。
グレンイーグルスは夫の付き添い入院が追加料金なしでOKで、
夫の分の食事も用意してもらえましたよ。

退院当日は赤ちゃんのお世話について
助産師さんからいろいろ教えてもらい、
受付でチェックアウトした後、
家に帰りました。
私たちは時間の関係で利用できなかったのですが、
リムジンを手配してくれるサービスもあるようです。

入院中にCertificate of Birthの取得を!


入院中にやっておかなければならないのが、
赤ちゃんの出生登録です。
後々、出生届を提出する際に必要になってきますので
確実にやっておきましょう。

詳細は別記事にまとめますが、
オンラインでの申請となります。
「Life SG」というアプリをインストールして
予めアカウントを登録しておけばスムーズですよ。
※夫と妻、両方の登録が必要です。

出生登録と並行して、
大使館窓口の予約を取っておきましょう。
大使館の予約は、
ryoji@sn.mofa.go.jp宛てにメールで連絡とのことです。

シンガポールでの出産は貴重な体験だった!

baby
海外での出産となると、
言葉の問題や医療水準はどうなのかなど
不安に思う方も多いと思います。

シンガポールは医療水準が高く、
日系クリニックも多数あるので、
全く不安なく出産に臨むことができました。

こちらもあわせて読んでいただければ嬉しいです。

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