妊娠初期は多くの妊婦さんが悪阻との戦いでしょう。
ほんとーにしんどいですよね。。。
ricosumiも、
毎晩トイレに直行していました。
そんな辛い時期も
安定期の到来とともに終了っ！
体調も落ち着いて外出できるようになった頃、
丑の日に安産祈願に行ってきました。
今回はシンガポールで安産祈願についての
体験記です。
シンガポールに安産祈願の文化はあるの!?
結論から言うと、
シンガポールに安産祈願の文化はない（と思う）です。
日本の場合、
神舎仏閣に参拝して祈祷を受けて腹帯をもらうことが一般的でしょう。
東京・日本橋の水天宮は、安産祈願の神社として有名ですよね。
一方のシンガポール。
多様な人種が暮らす国際色豊かな国ですが、
残念ながら神社はないんですよね～
そして調べた感じ、
安産祈願のためにどこかの寺院に行くという風習も無さそう。
まあね、これは日本の風習だものね。
国が違えば習慣も違うのです。
でも私たちは日本で生まれ育った純Japanese!
せっかくだから安産祈願もやりたい！ということで、
Buddha Tooth Relic Temple（新加坡佛牙寺龙华院）に
お参りに行くことにしました。
なぜBuddha Tooth Relic Temple（新加坡佛牙寺龙华院）にしたのか
数ある寺院の中からなぜここにしたかというと、
「シンガポール屈指のパワースポットの1つ」だからです。
参照：「シンガポールのパワースポット厳選7選！開運パワーグッズやショップもご紹介！」
せっかくだから、
良いパワーをたくさん貰いたいなと思ったので。
家からのアクセスも良く、
こちらに参拝することにしました。
Buddha Tooth Relic Temple（新加坡佛牙寺龙华院）
Buddha Tooth Relic Temple（新加坡佛牙寺龙华院）は、
メジャー観光スポットでもあるチャイナタウンの中心部にあります。
唐代様式の大きな寺院で、
境内はきらびやかな仏教美術や仏像がたくさんあります。
安産祈願に関わらず、
ぜひ観光で訪れてほしい場所です。
Buddha Tooth（仏陀の歯）というその名の通り、
この寺院の4階には仏陀の歯が安置された仏舎利塔があります。
インド・クシナガラでブッダを荼毘（だび）した時に薪の中から拾われたと言われる
ブッダの犬歯だそうです。
1階は参拝スペースとなっており、
常時観光客・参拝客で賑わっています。
日本のお寺は荘厳な雰囲気がありますが、
極彩色で華やかな感じが中華の寺院のイメージにピッタリです。
2階と3階にも行ってほしい
1階でお参りして帰るのももちろんOKですが、
時間に余裕があるなら2階と3階にも行ってみてください。
階上への入口が寺院の隅っこにあります。
なんとなく歩いていたら確かに見落としがちです。
3階は龍華博物館となっています。
ここでは仏陀の一生とその教えについてを
仏教遺跡の展示を交えながら紹介しています。
解説は全て中国語・英語ですが、
旦那さんにフォローしてもらいながら(笑)
キャプションを読んでみると非常に勉強になりました。
2階は蘭若軒と言って、
仏像などの文化財を展示しています。
著名な僧侶の方々の功績も紹介されていました。
私たちは行かなかったのですが、
地下1階には精進料理が食べられる五勘堂があるそうです。
日本の精進料理と違いはあるんでしょうか？
気になる方はぜひ！
安産に関するお守りはあるの？
参拝の記念に、
せっかくなので安産祈願のお守りを買おうという話になったのですが、
お守りコーナーをいくら探しても
安産祈願のお守りは見つけられず・・・
「恋愛」「学業」「長寿」なんかはあったんですけどね。
一番近いのは「健康」かな？って思ったんですが、
ちょっと違う。
Google翻訳を使って中国語で売店のおばちゃんに聞いてみる。
（それが結局一番早いよね。）
「これよ。」と差し出されたのがコチラのお守り。
【普門品】と書いていますが、観世音菩薩様を指します。
観音菩薩の慈悲深い心を信じることで、安産祈願にも効果があるとされているそうです。
【番外編】ヒンドゥー教寺院で安産祈願もあり!?
仏教系の寺院で安産祈願にドンピシャの寺院が見つからなかったので、
ヒンドゥー教寺院も良いのではと一瞬考えました。
ヒンドゥー教には神様がいっぱいいらっしゃいますもの。
安産の神様だってきっといるはず！
ということで調べたのですが、
「ドゥルガー（カーリー）」「サント―シー」「ヤクシニー」の
3柱の女神さまがどうも安産を司っているらしい。
ドゥルガーは殺戮と破壊の女神さまですが、
そういった強さが女性守護や出産・安産の守護にも
繋がっているんでしょうか？
ヒンドゥー教は奥が深いです。
リトル・インディアにある【スリ・ヴィラマカリアマン寺院】は
女神カーリー（ドゥルガーと同一視されています）を祀る有名な寺院。
インド大好きな妊婦さんは、
女神カーリーに祈りをささげてみるのも良いのではないでしょうか。
シンガポール最大のパワースポットで安産祈願もバッチリ！
異国で暮らしていると、
なかなか日本の習慣をそのまま踏襲するのは難しいものです。
「絶対にこうしなきゃいけない！」と形にとらわれることなく、
柔軟な発想をすることが時には必要なのかなと
ふとした局面で感じます。
安産祈願にしても、大事なのは気持ちですよね。
シンガポール最大のパワースポットで、
神様たちからパワーをいただき、
気合十分で出産に臨みたいと思います!
