【シンガポールグルメ】プラナカン料理をビュッフェで楽しむならSpices Cafeがおすすめ!【オーチャード】

海外旅行の楽しみの1つは、
「その国ならではの料理を楽しむこと!」ですよね。

シンガポールのローカルフードというと、
皆さん何が思い浮かぶでしょうか?
チリクラブ?
カヤトースト?

シンガポールに来たからには
ぜひ食べて帰ってほしいのが
プラナカン料理です。

プラナカンと言えばカトン地区なんですが、
今日はシンガポールの街中で、
しかもビュッフェ形式で楽しめるカフェを紹介します。

プラナカンとは?

まず、
プラナカンとはどういう意味かというと、

プラナカンという名称の起源は15世紀に遡る。伝説によると、中国の皇女がマラッカ(現代のマレーシアにある港町)の君主へ嫁ぎ、彼女が引き連れてきた側近男性たちは現地の女性と結婚した。その子どもたちを、マレー語で「現地生まれ」という意味のプラナカンと呼んだ

※引用:シンガポール「プラナカン」 西洋と東洋の融合美結実 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
ということだそうです。

マラッカ、ペナン、シンガポールにやって来た中国人男性と
現地のマレー人女性が結婚し、
彼らの子孫がプラナカンと呼ばれました。
男性をババ、
女性をニョニャと言うので、
プラナカン料理はニョニャ料理とも呼ばれます。

プラナカンの文化や歴史は【プラナカン博物館】で
詳しく知ることができますよ。

ニョニャが作るプラナカン料理は、
中国料理とマレー料理の融合であり、
多くのスパイスやココナッツミルクなどを使った手の込んだ料理です。

代表的なプラナカン料理

ラクサ
「プラナカン料理って何がおススメなの?」という方のために、
代表的なプラナカン料理をご紹介します。

残念ながら料理の写真はないのですが・・・
ご参考になれば幸いです。

  1. アヤム・ブアクルア(Ayam Buah Keluak)
  2. サンバル・プロウン(Sambal Prawn)
  3. クエ・パイティ(Kueh Pie Tee)
  4. オタ・オタ(Otak Otak)
  5. ポピア(Popiah)
  6. ラクサ(Laksa)

1.アヤム・ブアクルア(Ayam Buah Keluak)

ブアクルアというブラックナッツにエビなどを混ぜたものと、
チキンを煮込んだカレー風味の煮物です。
プラナカンの代表的料理として知られています。

2.サンバル・プロウン(Sambal Prawn)

簡単に言うと、
プラナカン風エビチリです。
スパイスが結構効いているので、
スパイシーなものが苦手な人は口がヒリヒリするかも??

3.クエ・パイティ(Kueh Pie Tee)

タルト風のミニカップに
切り干し大根風の煮物や小エビ、チリなどを詰めています。
ほんのり甘くてスパイシーな一品です。

4.オタ・オタ(Otak Otak)

魚のすり身から作ったかまぼこ風の料理。
ただし、味は日本のかまぼこと違ってピリ辛です。

5.ポピア(Popiah)

こちらはプラナカン風春巻きとでも言うべき一品。
きゅうりやにんじんなどの野菜や炒り卵などを春巻きのような皮で包んでいるのですが、
一般的な春巻きとは違って揚げていません。

6.ラクサ(Laksa)

ラクサには
ココナッツミルクをベースにしたものや、
魚介出汁をベースにしたものもありますが、
カトンラクサはココナッツミルクと干しエビで味付けをしています。

日本人の口にも合う味ですので、
カトン地区を訪れたらぜひランチで食べてみては?

【平日限定】プラナカン料理をビュッフェで楽しめるSpices Cafe

Spice Cafeシンガポールにはプラナカン料理を楽しめるレストランがたくさんありますが、
今回ご紹介したいのが「Spices Cafe」。

平日限定ではあるのですが、
10種類以上のプラナカン料理をビュッフェ形式で楽しめるんです!

ricosumiが訪問した際も、
平日にも関わらずたくさんのお客さんで賑わっていました。
オーチャードにあるConcorde Hotelの3階に入っているので、
アクセスも非常に良いです。

  • 住所:100 Orchard Road. ,L3 Concorde Hotel Singapore 238840
  • TEL:6739 8370
  • 営業時間:6:00~22:00(ランチビュッフェは月曜~金曜12:00~14:30)
  • 定休日:無
  • 料金:(ランチビュッフェ)大人:$39、4~10歳:$18、55歳以上:$29
  • アクセス:MRTサマセット駅から徒歩約7分
  • オンライン予約:Chope | Spices Cafe

実際に行ってみての感想

Concorde Hotel自体は外観はちょっと古めなのですが、
Spices Cafeは内装も非常に綺麗で清潔感があります。
平日でもお客さんで賑わっていたので、
予約してから行かれた方が良いなと思いました。

肝心の料理はどれも美味しく、
プラナカン料理を心ゆくまで楽しめました。
店員さんの中にはプラナカンの民族衣装クバヤを着ている人もいて、
雰囲気がありましたね。

クエ・パイティやポピア、ラクサはその場で作ってくれるので、
出来立て熱々を食べられうのも嬉しいポイントです。
デザート系も充実していました。

ただお会計は個別でのお支払いはできないようなので、
友達同士で行く場合などは現金を用意しておくなどしておいた方がいいかも。

その他のプラナカン料理を提供するレストラン

Spices Cafe以外にも、
プラナカン料理を楽しめるレストランを3つご紹介します!

  1. Tingkat PeraMakan(ティンカット・ペラマカン)
  2. The Blue Ginger(ブルー・ジンジャー)
  3. True Blue Cuisine(トゥルー・ブルー・キュイジーヌ)

1.Tingkat PeraMakan(ティンカット・ペラマカン)

伝統的なプラナカン料理を楽しめる家庭的なお店です。
様々なプラナカン料理を定食スタイルで楽しめます。

2.The Blue Ginger(ブルー・ジンジャー)

在星日本人の間でも「プラナカン料理を食べよう。」という話になると、
名前が挙がるお店の1つがコチラ。
店内は洋風モダンでおしゃれなので、
ちょっとした記念日にもおススメです。

ビジネス街でもあるTanjong Pagar駅と、
日本人も多く住んでいるGreat World駅にあります。

【Tanjong Pagar店】

【Great World店】※営業は月曜日~金曜日のみ

3.True Blue Cuisine(トゥルー・ブルー・キュイジーヌ)

コチラのお店は、
お隣がプラナカン博物館となっています。
博物館でプラナカンの歴史を学んだあとに、
コチラでプラナカン料理を楽しんでみてはいかがでしょう?

  • 住所:47/49 Armenian Street
  • 最寄り駅:City Hall
  • 営業時間:Lunch:11:30 AM-02:30 PM
    Dinner:05:30 PM-09:30 PM
  • TEL:6440 0449
  • URL:Home – True Blue Cuisine

プラナカン料理でシンガポールの歴史を感じよう

offtosingapole中華料理やマレー料理の影響を受けながら
独自の進化を遂げたプラナカン料理は、
多国籍国家シンガポールを代表する料理です。

シンガポールには数えきれないほど
たくさんの美味しいお店がありますが、
プラナカン料理もぜひ堪能してみてください!
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