シンガポールの周辺には、
たくさんの魅力的な国々があります。
それぞれの国は多様性に溢れ、魅力的な観光名所はぜひ訪れたいところです。
私たち夫婦も
「シンガポールに滞在している間に、
できるだけいろいろなところに行きたい!」
という希望があり、
時間を見つけては予算とにらめっこしながら
出かけております。
まずはそんな旅行の第1弾!
お隣の国マレーシアのボルネオ島に行ってきましたので、
その様子をレポートいたします。
マレーシア・コタキナバルってどんなところ?
ますはコタキナバルの基本情報です。
基本情報
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- 国:マレーシア、州:サバ州
- 人口:約50万人(ボルネオ島のマレーシア領地域で最大の都市)
- 言語:公用語はマレー語。英語もOK。中国語、タミール語(インド系)を話す人も。
- 宗教:国教であるイスラム教の信徒が約60%以上。
- 時差:日本時刻-1時間
- 気候・服装:年間を通して30度前後の常夏の気候(1~5月が乾季、6~12月が雨季となる)。年中蒸し暑いので、屋外は薄着でOK。ただし室内は冷房が効きすぎている場所もあるので、カーディガンなどを持参すると良い。
- 通貨:リンギット(MYR)
- 日本からの行き方:日本からは成田国際空港ーコタキナバル国際空港間で直行便が運航(所要時間 約6時間半)
私たちはシンガポールからエアアジアを利用しました。
シンガポールとマレーシアは時差がなく、2時間半で行くことができます。
現地の移動手段はタクシーなどもありますが、
私のおススメは断然、配車サービス【Grab】です!
スマホで簡単に乗車予約できますし、
事前決済なので利用料金をぼったくられる心配もありません。
タクシー利用より割安で利用できるのも魅力です。
コタキナバルのおすすめ観光スポット
コタキナバルでの行くべき観光スポットは
以下の4つのスポットです。
- キナバル自然公園
- ロッカウィ動物園
- ナイトマーケット
- トゥンクアブドゥールラーマン海洋公園(TAR海洋公園)
- 市立モスク
私たちは2泊3日の日程で旅行し、
上記の4以外の場所を実際に訪れましたので、
実体験をもとにレポートしたいと思います!!
1.キナバル自然公園
キナバル自然公園はコタキナバルから車で1時間50分ほどの場所にあり、
東南アジアの最高峰・キナバル山を擁する国立公園です。
キナバル山は標高が4,000m超えで、
登頂を目指す場合は山小屋での宿泊が必要です。
キナバル山登山にご興味がある方は、
下記の記事をご参照ください。
★キナバル山ツアー特集
私たちは日帰りの現地ツアーに参加しました。
キナバル自然公園まではバスやタクシーを利用して90分程で行けます。
ただ観光スポットがも点在しているので、ガイド付きのツアーに参加するのがおすすめです。
日本語で行われているツアーもあるので安心してください。
★世界遺産キナバル公園観光ツアー(日本語対応)はコチラから
自然公園内散策
ジャングルの中には東南アジア特有の植物が自生しており、
ガイドさんの解説付きで鑑賞できます。
タイミングが合えば、小動物や鳥にも遭遇できるかもしれません。
公園内は結構涼しかったので、
ストールやカーディガンがあれば安心です。
キャノピーウォーク
キナバル自然公園で人気のアクティビティがこちら、
キャノピーウォーク!
たくさんの木々や草花が生い茂るジャングルを登っていくと、
木々の間に吊るされたつり橋がお目見えします。
ジャングル内にはつり橋がいくつかあるのですが、
どのつり橋を渡れるかはその時々で変わるそう。
(劣化による事故を防ぐため、その都度修復がされているそうです)
つり橋はそんなに揺れが強いわけではなかったですが、
眼下にはうっそうとしたジャングルがあり、なかなかの迫力でした。
ガイドさんがたくさん写真を撮ってくれますので、
つり橋の上で記念写真を撮影しちゃいましょう!
ジャングルの中は日差しが強いので、
UVクリームや帽子など日焼け対策は忘れずに。
ポーリン温泉
キナバル自然公園の見どころの一つが、
ポーリン温泉!
この温泉はその昔、第2次世界大戦中に日本軍が掘り当てたそうですよ。
足湯に浸かってホッと一息つけば、
トレッキングの疲れを癒すことができます。
足湯スポットはいくつかあるのですが、
ものすごく熱い場所もあるので
入る前に念のため、温度を確認してくださいね。
足湯から出た後に濡れた足を拭くためのタオルを持参しておきましょう。
運が良ければラフレシアも見れちゃう!
こちらは完全に運次第なのですが、
世界最大の花「ラフレシア」を見ることができる場合もあります。
ラフレシアは生息地が限定されており、数日しか咲かないため、
当日にならないと分からないようです。
私たちはラッキーなことに、見ることができました。
ラフレシア鑑賞の際は、ツアー代金とは別に見学料が必要となります。
ちなみにラフレシアという名前の由来は、
この花を初めて発見した
シンガポール建設の父トーマス・スタンフォード・ラッフルズ卿なんですよ。
2.ロッカウィ動物園
ロッカウィ動物園は、
コタキナバル中心から車で20分ほどの場所にある動物園です。
半日ツアーを利用していない場合は
タクシーやGrabで移動手段を確保しておきましょう。
肝心なのは、行きだけでなく帰りの足も確保しておくことです!
ロッカウィ動物園は郊外にあるため、
タクシーやGrabが簡単には捕まりません。
私たちは予めホテルで午前中の貸し切りタクシーを手配してもらい、
タクシードライバーに、
「2時間後にまたここに来てください」とお願いしました。
英語でのコミュニケーションに不安がある方は、
予めツアーを申し込んでいれば安心です。
★ロッカウィ動物園とコタキナバル市内観光ツアー
ロッカウィ動物園は動物園としては小規模で、
2時間あれば十分1周できます。
ボルネオ島ならではの動物たちも飼育されていて、
やはり目玉はオランウータンとテングザル!
毎日2回開催されている動物たちによるショーも必見です。
時間を確認して、可能であれば見学してみてください。
ショーは英語で行われますが、英語が分からなくても問題なく楽しめます。
入園料は、
大人20MRT、子ども10MRTです。
3.ナイトマーケット
現地のローカルな雰囲気を味わいたいなら、
夜はナイトーマーケットに足を運んでみてください。
昼は野菜や魚介類など新鮮な食材が並んでいますが、
夜になると様々な屋台が立ち並び、
食事を楽しむことができます。
レストランで食事するより割安でローカルフードを楽しめますよ。
4.トゥンクアブドゥールラーマン海洋公園(TAR海洋公園)
※画像はイメージです。
スケジュールの都合上、私たちは訪れませんでしたが
コタキナバルには美しい海が広がっています!
この海洋公園はサピ島、マヌカン島、ガヤ島、マムティック島、スルッグ島の
5つの島から構成されており、
シュノーケリングなどのマリンアクティビティを楽しめます。
5.市立モスク
国教がイスラム教のマレーシアには
美しいモスクがたくさんあります。
コタキナバルを訪れたなら、ぜひ市立モスクに立ち寄ってみてください。
モスクはまるで水面に浮かんでいるようで、
その美しさは一見の価値ありです。
入り口でヒジャブを借りよう
気温が高いので薄着をしている方がほとんどだと思いますが、
イスラム教においては過度な露出はNGです。
入り口で非ムスリムの観光客用にヒジャブのレンタルを行っています。
女性用はいろいろな柄のものが用意されているので、
自分の好みの1着を貸してもらえますよ。
おすすめ撮影スポットは外!
モスク内部もとても荘厳で美しいのですが、
モスクはムスリムの方々にとっては神聖な祈りの場。
写真撮影に精を出すのはマナーが良いとは言えません。
モスクの外に出て入り口付近まで行くと
美しいモスクの外観を撮影できますので、
Instagram用の写真は外で思う存分撮影しちゃいましょう。
コタキナバル旅行はGrabを駆使して効率的に楽しもう!
コタキナバルは公共交通機関が整っていないので、
観光客の場合はタクシー、あるいはGrabの2択になります。
コスパを考えるとGrabがおすすめです。
コタキナバルの魅力的な観光地を
余すことなく堪能して、
素敵な旅を楽しんでくださいね!