夫の海外赴任が決定!
「もちろん自分も一緒にシンガポールへ!」と決意したら、
夫だけでなく、
自分のVISAも取得しなければなりません。
というわけで、
今回は配偶者VISAの申請の際の準備について
書いていきたいと思います。
*子どもの家族VISAについては改めて、別途記事にて。
家族VISA申請で必要だったもの
シンガポールにおける家族ビザはDependent Pass(略してDP)と呼ばれます。
DP取得に関する手続きは夫の会社がやってくれるので、
配偶者が必要なことは
以下4点の書類を準備することです。
- Dependant Pass application formへの記入
- 大学卒業証明書(英字)
- パスポートの写し
- 婚姻証明書(英字)
1.Dependant Pass application formへの記入
まずはシンガポール人材開発省(MOM)にVISAの申請をするための
application formへの記入です。
もちろん全文英語なので、
英語に苦手意識がある方は
「うっ」と思ってしまうかもしれませんが、
記入項目自体はそんなに難しいものではありませんでした。
英語がずらずら~っと書いてある最後に日付と署名する欄があるので
そこに記入すればOKです。
英文を読むことに不安があれば、
旦那さんと一緒に確認すると安心ですよ。
2.大学卒業証明書(英字)
graduation certificationの提出も求められました。
日本語の証明書は審査を行うシンガポール人からすれば、
「What is this?コレ、ナンテカイテルノ?」状態ですので、
必ず英文ver.を申請してくださいね。
卒業した大学のHPからオンラインで申請できますので、
簡単に取得できます。
各大学で申請料金は異なるかと思いますが、
私の場合は【証明書発行手数料】【郵便料金】【システム利用料】で
1,000円ぐらいかかりました。
費用については各自ご確認ください。
3.パスポートの写し
パスポートの写しは言わずもがなですね。
万が一、
パスポートの有効期限が切れているor切れかけている場合は
時間に余裕を持って手続きを行いましょう。
4.婚姻証明書(英字)
VISA申請準備において、一番厄介だったのがこちら。
Marriage certificate の提出です。
当然、配偶者として申請するわけですから、
「私はこの人と法的に婚姻関係にあります」ということを
証明しなければいけません。
婚姻関係を証明できる書類と言えば、
「戸籍謄本」か「婚姻証明書」ですよね。
当時住んでいた市役所のHPを確認すると、
英語ver.を発行してくれるサービスは存在しない。
行政書士が作成してくれるというサービスもあったけれど、
利用料金も安くはなく、できれば使いたくない。
いろいろ検索してみると、
Excelを駆使して自分で作成できるということで
見よう見まねで私も作成しました。
★参考サイトはコチラ
なかなかの出来栄えのものが完成し、
ドヤ顔で旦那さんにメールしたのですが、
シンガポールの人事担当の答えは「NO」。
シンガポールの場合は、
在シンガポール日本国大使館で作成してもらう必要があったのです。
在シンガポール日本国大使館での身分記載事項証明の発行手続き
幸いにも、正式渡星前に退職前の有給休暇消化を利用して、
1カ月ほどシンガポールに滞在していたので、
その期間中に大使館に行ってきました。
大使館に行くには事前予約が必要!
在シンガポール日本国大使館に行くには事前予約が必須です。
HPにもはっきりと記載されています。
ricosumiは確認不足で、
一度出直すハメになりました・・・
領事窓口申請の予約はコチラから
身分事項証明・届け出の提出(出生届・婚姻届けなど)の場合は
ryoji@sn.mofa.go.jpに連絡が必要となるため、
上記メールアドレス宛にメールをしましょう。
ご参考までに、私が送った文面は下記のとおりです。
件名:【来館申請】家族ビザ取得のための英文証明申請のため
(以下本文)
在シンガポール日本国大使館 ご担当者さま
家族ビザ取得に際して、婚姻に関する英文証明が必要なため、
申請にあたり来館予約を希望いたします。
【来館者氏名】●● ●●
【来館希望日時】●●●●
【連絡先】○○○○‐○○○○
よろしくお願いいたします。
この通りでなくても、
用件が伝われば何でもOKだと思います。
(来館希望日時は特に必要ないです。)
返信は15分ぐらいで直ぐに来ました。
オンラインで予約を取る
メールで来館日時の予約サイトを紹介してもらえるので、
そこから予約を取ります。
サイト上に予約可能枠が表示されているので
自分の都合の良い日時をタップして予約を取りましょう。
予約が完了すると予約確定メールが登録したメールアドレスに届きます。
予約した日時に必要書類を持って、
大使館を訪れればOKです。
大使館の入り口に常駐している警備員(日本人ではありません)に
予約フォームを見せて氏名を確認できれば入れてくれます。
パスポートも持って行きましょう。
必要書類
必要書類は下記の4点です。
戸籍謄本の発行日が3カ月以上前の場合はどうしたらいい?
持参していた戸籍謄本の発行が3カ月以上前だった時、
どうしようと不安になりますよね(←経験者)
残念ながら、大使館では発行してくれません。
自力で取り寄せる必要があります。
自分で自治体に申請して郵送してもらうこともできますが、
恐ろしく手間です。
なので一番効率的な方法は、
「日本在住の親族に代理で取得してもらって、
国際スピード郵便(EMS)で送ってもらう」
ことかと思います。
私たちの本籍地は親であれば委任状なども特に不要だったので、
義両親にお願いして取りに行ってもらいました。
EMSで日本→シンガポールは数日あれば到着します。
送料は2,000円ほどでした。
証明書を受け取る
申請時は予約が必要でしたが、
証明書の受け取りの際は予約不要です。
交付は申請日から3開館日(例:月曜日申請→水曜日交付)なので、
あっという間に作成してくれます。
さすが日本、仕事が早いですよね!
申請した際に受け取る際の引換券?のような用紙を渡されるので、
それを持って行けば大使館に入れてくれます。
受け取りの際に手数料を払いますが、
支払方法は現金のみなので準備を忘れずにお願いします。
翻訳証明は45S$が必要です。
領事手数料について
VISA申請の書類は余裕を持って準備しよう!
VISA申請のための書類準備はそんなに難しくなかったのですが、
婚姻証明だけが厄介でした。。。
私のリサーチ不足ゆえか、
大使館で発行してもらう必要があるとは露知らず、
人事担当者も私の渡星が春先だからとなかなか教えてくれず、
1カ月のシンガポール滞在がなければ
どうなっていたかと冷や汗ものでした。
私のようにドタバタすることがないよう、
余裕を持って準備して
シンガポールにいらしてくださいね!