【駐在準備】海外への引っ越しは意外と楽だった!準備から現地受取まで徹底解説

今回は、海外(シンガポール)への引っ越しについて
書いて行こうと思います!

海外旅行に行くだけでも準備が大変なのに、
引っ越しとなるとあまりイメージが湧きませんよね。
転勤族の家に生まれて小さい頃から国内引っ越しを繰り返してきたricosumiも、
「何をやったらいいの?」と最初はちょっと不安でした。

私が体験した海外引越の流れをご紹介しますので、
「あ、こんな感じなんだ~」と
イメージしていただくことが出来たら幸いです。

海外引越作業の流れ


海外引越の流れは下記のような感じでした。

  1. 引っ越し業者の選定
  2. 海外に持って行くものの買い出し・不用品の処分
  3. 不動産への退去通知、水道・電気・Wi-Fiの契約解除
  4. 【渡航日前日①】引っ越し業者さんによる梱包&保証金額の記入
  5. 【渡航日前日②】市役所にて、「非居住者届」の提出
  6. 【渡航日】朝一番でSoftbankに行って「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」に登録

我が家は持家無しの賃貸だったので引き払いましたが、
持家ありの方はそのまま置いておくのか、売りに出すのか、
誰かに貸して家賃収入を得るのかという風に
やることが変わってきます。

1.引っ越し業者の選定

駐在する場合は会社から業者の案内があると思いますので、
案内された業者に連絡しましょう。
私の夫の会社の場合は日本通運さんが請け負ってくれました。

連絡すると見積日の確認をしてくれます。
都合のいい日を選択して来てもらうようにしましょう。
※コロナ禍だったので、ZOOMで見積もやってくれたのですが、
個人的には微妙でした。
画面越しにどれくらい持って行く荷物があるかを口頭で説明しなければならないのですが、
それがめちゃくちゃめんどくさい!
結局、日通さんもよく分からなかったみたいで
後日改めて見積もりに来てもらいました。

見積日までに大まかに荷物を仕分けする

海外引越の際は荷物が3タイプに分かれます。
「船便」「航空便」「トランクルーム」です。

「トランクルーム」は処分はしないけど、
海外に持って行かない荷物を預けておく先です。
冷蔵庫などの大型家電やベットなどの家具が該当します。

海外に持って行く荷物は「船便」と「航空便」に分けます。
この2つの便の違いは現地に届くスピードでしょうか。

航空便の方がすぐに着きますので、
現地に着いたらすぐに必要なものは航空便を指定しましょう。
ただ航空便は限られた容量しか持って行けないので
あれもこれもはできず、厳選が必要かもしれません。
(私たち夫婦2人の場合は一般の段ボール2,3箱分くらいでした。)

船便はたくさん送ることが出来ますが、
到着に少々時間がかかってしまいます。
住居が決まるまではホテル暮らしされる方が多いと思いますので、
とりあえずの生活に必要なものは船便で送らないようにしましょう。

見積日にやること

引っ越し業者さんが見積日に来てくれたら、
一緒に家の中を回って、
どれが船便か、航空便か、トランクルーム行きかを伝えます。

大体の荷物量や段ボールの必要数量、引っ越し金額を算定してくれますので、
この時点である程度仕分けしておかないと、
引っ越し業者さんも困ってしまいます。

海外に持って行くものの買い出し・不用品の処分

荷物の仕分けと並行して、買い出し・不用品の処分も進めていきました。
世界のどこに住んでいたって、
日本食から離れることはできません!(私たち夫婦の場合)
シンガポールにも日系スーパーはあるけれど、
やっぱり日本で買った方が安いし、、、
ということで、業務スーパーとCOSTCOで大量買い出しを敢行しました。
お米やお出汁などの調味料類はもちろん、
洗剤などの日用品を大容量で買いまくり、
総額は10万円超したと思います(笑)
(会社の送別の品で茅乃舎さんの出汁セットをいただいたのですが、
これがめちゃめちゃ有難かった!)

あと不用品の処分も必要です。
市のホームページを確認して回収してもらえるものは粗大ごみに出し、
電子レンジや洗濯機などの家電は不用品回収業者に持って行ってもらいました。
あともう読まないであろう本や漫画はブックオフの出張買取を利用しましたが、
これがとっても便利!
ネットで宅配買取を申し込めば無料で引き取りに来てくれて、
後日買取金額を振り込んでくれます。
捨てたらただのゴミだけど、お金までもらえるなんてとてもラッキーです。

不動産に退去通知、水道・電気・Wi-Fiの契約解除

これについては国内引っ越しの場合も同じですよね。
特に賃貸契約の解除のためには引っ越し日の1カ月前までに、
という契約になっている物件が多いので、
速やかに連絡しましょう。

【渡航日前日①】引っ越し業者さんによる梱包&保証金額の記入

渡航日前日、つまり引っ越し当日は朝から引っ越し業者さんが来てくれて、
梱包スタートです。
国内引っ越しだと自分で荷造りしますが、
海外の場合は業者さんが全てやってくれます。

これには理由があって、
梱包作業と同時に何を梱包したかをリスト化しているんです。
例えばお皿〇枚、カバン〇個という感じで。
そして記入していたリストがいっぱいになったら
大体の金額を書くように言われます。
これは万一、輸送中に荷物が破損した場合の補償金額です。
1,000円と書いていたお皿が割れた場合、
補償金として1,000円が支払われるというわけです。
でも購入した時の金額ってほとんど覚えてないですよね?
なので大体これぐらいという金額でOKだと思います。

見られて恥ずかしいものは手荷物にした方がいいかも

引っ越し業者は「何が何点あるのか」を記入しなければならないので、
全ての荷物をチェックします。

そんなことは全然知らなかった私は
とても恥ずかしい思いをしてしまいました。
持って行く洋服の中に、
UNIQLOで以前買っていた3枚セットのパンツが入っていたんです。
(それ自体、もう忘れていたんですが・・・)
当日、自分とそんなに歳も変わらなさそうな男性作業員に
しっかり見られました。
枚数チェックされました。
心の中で「止めてーーーー」と叫びましたけど、
「もうこの人とは一生会うこともないだろう」となんとか心を落ち着けました。
見て見ぬふりをしました。

【渡航日前日②】市役所にて、「非居住者届」の提出

住民票の手続きも忘れずに。
1年以上海外に行く場合は、役所で非居住者届を提出します。
役所の住民票を扱う窓口に行けば手続きしてくれます。
運転免許証などの身分証を持って行けば大丈夫です。

マイナンバーカードを持っている方は非居住者になった時点で、
失効します。
その場でカードを返却できますが持ち帰ることも可能です。
帰国時に再申請が必要となります。

【渡航日】朝一番でSoftbankに行って「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」に登録

海外に住む場合は現地の携帯会社のSIMカードを購入して、
現地の電波を使えるようにする方が多いでしょう。
私もシンガポールではSingTelのSIMカードを利用しています。

となると、Softbankに毎月携帯使用料を払うのはな~ということで
Softbankに質問に行きました。
そこで勧められたのが「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」です。
これは、Softbankが提供している
海外赴任や留学などでソフトバンク携帯電話を一定期間ご利用でない場合など、
電話番号とメールアドレス(@softbank.ne.jp、@i.softbank.jpなど)を
最大5年間保管するサービスのことです。
月額約500円(23年3月時点)で利用できます。
1点注意が必要なのが、
手続きをした時点で電話もメールも使用できなくなる」ということです。
Wi-FiにつなげればLINEなどは使用できますが、
Softbankの電波は圏外となります。
出発直前で手続きするようにしてください。

もちろんauやDoCoMoにも同様のサービスがあります。

【海外】電話番号預かりサービス【主要な3社比較】

海外引越はやることが多いけど、そんなに難しくない!


引っ越しをしない環境で育った人からすると、
引っ越し自体がとてもめんどくさいもののように感じるかもしれません。

やることは確かに多いですが、一つひとつは難しくないですし、
何より一番めんどくさい梱包作業はプロがやってくれます!
やることはちゃんとやって、
あとは海外生活を思う存分楽しみましょう!

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